片づけられない旦那は、それは旦那だけの問題では、700万年レベルの問題かもしれないという話。
疲れて帰ってきたら、脱ぎっぱなしの服たち…
いやーーーて叫びたくなって、
2秒後に「なんで片付けられないの?」ってイライラが湧いてくるという…
でも、”片付けってとっても大事”って言われるのに、どうして、いつまでも身に付かない人がいるんだろ?
って思ったりもします。。。なんでなんでしょう…
そもそも、片付けや掃除っていつから必要になったのかなって調べてみたんです。
江戸時代?鎌倉時代?ひょっとして縄文時代くらい前からなのかなって?
すると意外な可能性が見つかりました!
なんと1万年くらい前!!
ここからはあくまで仮説です。
化石やDNAの証拠から推察すると、人類がチンパンジー都の共通の祖先から枝分かれしたのは、約700万年前。
そこから我々の祖先の生活は、動物を狩りして食べる、いわゆる狩猟採取生活だったそうです。
獲物となる動物がいなくなれば食べるものに困るわけですから、動物を求めて移動する生活が基本だったようです。
移動が基本の生活では次のことが必要無かったかもしれません。
①移動の重荷なる余分な物が無いため、誰かの荷物が誰かの場所を邪魔することがあまり無かった?!
(そもそも狩猟採取民族は争いの種になる「所有」という概念を持たなかったり、意図的に戒めたりするそうです。)
②トイレを設けて排せつ物の処理をする必要も、ゴミ捨て場を設けてゴミの処理をする必要も無かった?!
この生活がどれくらい続いたかというと、
なんと約699万年ほど。
約1万年前に定住生活をするようになって(理由についてはまたの機会に)、人類は物の片づけや掃除、ゴミ捨てや、そのルールが必要になりました。
つまり、私たちの遺伝子に、片づけや掃除の必要性が受け継がれ始めたのは、700万年中のわずか1万年なんです!
7メートルのわずか1センチです。
そう思うと、いくら言っても片づけができない人がいたとしても、
「人類が片づけを学び始めてまだ700万年のうち1万年だもん、簡単じゃないのかもなぁ」
って思ったりして、気を落ち着かせようとする自分がいます・・・
独立衛生探究者てんさん