私は幽霊とか妖怪とかの話が好きで、怪談話をYouTubeやTVなどで聞いていると年々変化を感じます。
幽霊と言えば、白い服で長髪という、昔ながらの外見に加え、最近では「ZOOMに移りこむ」といったデジタル対応ができる霊まで。メタバース霊なども、でてくるのでしょうか。

幽霊や妖怪に姿を変えるというストーリーは人だけではなく、犬でも、植物(精霊など)でも、物(妖怪や八百万の神など)でも見られます。いずれも、姿を変えて、この世に何かを伝えようとします。
そう言えば、微生物の世界ではそういう話を聞きません。
人には数兆個の微生物が常在していると言われますので、1個くらい無念の死を遂げ、この世に恨みを持っていたら…
「そんな微生物いるわけ無い。あんな小さい身体じゃ、“意識”すら持ってないよ」という突っ込みが来そうです。

しかし、例えば、大きさでは動物よりも微生物に近しいゾウリムシには、実は五感があるという驚きの研究結果があります。私たちと同じように、光に眩しさを感じたり、細菌が発する酸の臭いに反応して“行きたい方向を決める”という意識のようなものがあるそうです。

では微生物ならどうでしょう。
例えば大腸菌の場合は、これまた驚くべきことに、科学分子の匂いや味を見分けることができ、さらには自分の頭の先の分子の濃度と、尻尾の先の濃度の違いを見分けることができるそうです。

それだけではありません。匂いが自分を害する毒物だと分かった場合や、pHが高すぎて生息できなくなりそうな場合には、逃げるそうです。
さらには、0.02℃の温度変化も感知することができるそうです。
人間や動物などのような意識と比較すると、大きな差があるものの、“自発的な意識”が無いわけではないそうです。
さすがに微生物がこの世に恨みを持つとは思えませんが、我々の想像の及ばない小さい世界だからと言って、”すべてが我々の感覚とほど遠い”というわけでは無いようです。